R5年4月号

「肥後ちょんかけごまはやっぱり難しい」

   会長 朝永 清寿   

 先日KKTテレビ「てれビタ」のコーナーで、長島アナウンサーが独楽回しに挑戦するといった企画があり、川口顧問と出演し、回し方等の指導を行いました。 放映された後にテレビを見た人たちからの反響の中に、「独楽回しは難しい事が良―く分かりました!」「独楽を覚えるのも大変ですね!!」・・・がありました。 半面私たちは、何度も指導したのにもう少しうまくなってほしい・・・「教えるのも難しいなー」と改めて認識させられました。

 覚えるのも教えるのも独楽は難しいのです。 熊本市の無形文化財に指定された理由が理解できます。 後世にこの技術を伝承していくための努力は今後とも必要だと今さらながら痛感している次第です。 

 ところで、私事ですが、軽い気持ちで独楽を始めて約16年が経過してしまいました。 時のたつのが早いことに驚いています。 

 

 

 

 

 

 その間、曲がりなりにも回せるようになり、いろんな場所で披露して来ました。 おかげでその場の中心人物にもなれ、独楽には恩があります。 その恩返しの意味で引き受けた会の世話役、そろそろ引き時と感じています。

 「肥後ちょんかけごま」の技を伝承していくため、後任の会長とともに、会員として今後も楽しみながら、過ごしていきたいと思っています。

お世話になりました。